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色で見る・映画「アンナ・カレーニナ」破滅編

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先日映画「アンナ・カレーニナ 」を見ました

アンナの衣装の色で心情を解説してみようかな、
なんて大それたことをしてみようかという第3回

第1回は、色で見る・映画「アンナ・カレーニナ」出会い編
第2回は、色で見る映画「アンナ・カレーニナ」恋に落ちちゃった編

と、いうことで今回は

色で見る映画「アンナ・カレーニナ」破滅編

公式サイト「アンナ・カレーニナ 」(注:音が出ます)

瀕死のベッド

出産でアンナな瀕死になります
家具だと言いきったカレーニンに許しを求めます
アンナの兄の家に離婚するから親戚関係を解消すると言いにいったカレーニン

「(アンナの事を)許さないと心の平安は訪れません」とアンナの兄嫁に言われますが、
「本人が救いを拒否した、妻が憎い」と言い切ります

兄嫁は、夫が浮気を繰返しすのに嫌気がさして離婚しようとしていたところを、
アンナの説得で夫の浮気を許した経過があります

一度はアンナの許しを求める手紙を破り捨てるカレーニンですが、
アンナの待つ家に戻ります

そこで「彼が見たら傷つくから、赤ちゃんを抱けない」というアンナと対面します

「彼は聖人よ、きっと許してくれる」

自分のしたことを許してほしいと心から思うアンナがいます
この姿を見たカレーニンは、アンナを許し、ヴロンスキーとも和解します

この時のアンナの衣装は、セピア色
セピア色は、昔を懐かしむ代名詞ともいえる色です

駆け落ち

体が回復してきたアンナは、ヴロンスキーの友人でもあるベッツィーから、
ヴロンスキーが別れを言いにきたいことを聞きます

カレーニンの前で一度は「会わない」というアンナですが、
「その優しさが息苦しいの」 とヴロンスキーと別れたくないと言いだします

「離婚すれば君はこの世界で生きられなくなる」とカレーニンは説得しますが、
やがてアンナの決意の固さに負けたかのように
「君を破滅させたくない、服を奪ったものにコートも差し出すよ」と、
離婚でアンナを破滅させるより、駈落ちを許します

カレーニンと話し合っている時の衣装は、
愛人と会っていないことを示すように潔白を表す
逆に駈落ちするときの衣装は、の色のです

息子の誕生日

息子は「いつかわかってくれる」と言って、夫の元において駈落ちしたアンナ
しかし、息子の誕生日に駈落ち先から戻ってきます

この時の衣装は、顔にかけたベールもすべての色の

息子の前だけはベールをとりますが、夫を見つけた途端ベールで顔を隠します
その後、ヴロンスキーの友人と会う時も、不貞の罪人を印象づけるように黒の衣装です

オペラ会場

アンナに対する社交界の評価を知っているヴロンスキーが制止するのも聞かずに、
アンナはオペラを見に行きます

今までは社交界の花だったアンナ

しかし、駈落ちしたアンナは誰からも無視されます
愛人のヴロンスキーとは、当然同席できません

ヴロンスキーが自分の兄嫁にアンナの相手をしてくれるように頼みますが、
「問題は法律ではなく、社交界の掟よ」と拒否されます

隣のボックスでは、夫がアンナに一言話したことを見ていた妻が、
「世も末だわ、社交界への侮辱よ
よく顔を出せたものだわ、少しでも関わるのはまっぴらよ」
となじります

ここでやっとアンナは社交界での自分の立場をさとります

この時のアンナのドレスは、
アンナ的には自分は恥じることがない潔白の色だったはずが、
軽蔑の白い目にさらされていること表すでした

その後カフェなどに出かけますが、白い目にさられされていること表現するように、
すべての人の衣装が白です

浮気を疑う

アンナ程ではないですが、愛人のヴロンスキーも当然立場は悪いです
そこで、二人を別れさせようとヴロンスキーの母が、若いお嬢さんを紹介します
何度か会っている姿を見たアンナは浮気を疑います

不安で眠れなくなったアンナは、
モルヒネに手を出しヴロンスキーを事あるごとになじるようになります

この時アンナの衣装は、ドレスという鎧を脱ぎ棄ててコルセットをつけた下着姿
コルセットの色は、猜疑を表す黄色です

そして、破滅へ

ヴロンスキーの愛を失ったと思ったアンナは電車に乗ります
電車の中でも好奇の目にさらされます

ヴロンスキーとの楽しかった日々を回想するアンナ

電車から降りたアンナには、ヴロンスキーと恋に落ちた舞踏会とは逆に、
人々がストップモーションに映ります

決意したかのように電車に飛び込みます

この時のアンナは情熱の恋に殉ずるかのようにです
この後少しだけホッとするラストシーンが待っています

映画「アンナ・カレーニナ」
2013年3月29日公開
cast:
カレーニン(ジュード・ロウ)
アンナ・カレーニナ(キーラ・ナイトレイ)
ヴロンスキー(アーロン・テイラー=ジョンソン)

ジュード・ロウはこの役の為に頭髪を剃って、熱演しています
この映画では、カレーニンにすごく同情してしまいます
逆にアンナは、自己中心的な女性として描かれています
(あくまで私の感想です)

その他の映画の情報は、映画情報まで

参考資料:色彩デザイン(グラフィック社)

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