靱帯はレントゲンでは映らないので、
TFCC損傷の診断にMRI検査は欠かせないものです
今回は、
検査前に特別注意事項がなかったし、
手首の撮影ってことでへらへら行って、
ちょっと失敗しちゃった話と転院までの話
女性の方 の参考になればいいな
wiki先生のMRIの頁に
「現在、超伝導電磁石を使用し 強磁場 を発生させることで、
画像を精細かつ高コントラストで構成できるものが製品化されている」
とあります
この強磁場がくせもの
ドラマ「チームバチスタ3 アリアドネの弾丸」をご覧になった方なら、
この磁場がどれぐらいすごいか、わかると思います
磁場の為、金属製品は検査室に持ち込み禁止
もちろん金属ワイヤーの入った下着は禁止
これは検査着が用意されているので、問題なし
(ブラカップ付きのキャミソールを着ていけば、着替える必要ないので楽)
盲点は、
アイシャドー と マニュキュア
普通の(というとおかしいですが)アイシャドー等は問題ないですが、
問題はキラキラするラメ入りのもの
ラメに金属が含まれているので検査中に発熱する可能性があります
ひどい時は、 やけど します
なので、化粧を落とさないといけない事態が発生します
化粧直し用にアイシャドー等を持っていってなかったら、悲惨の一言
すっぴんで外を歩くっていう非常事態が発生します
幸い私はラメ入りじゃなかったので、問題なかったんですが、
失敗しちゃったのは指輪
指輪も外せば問題ないじゃんというあなた
結婚指輪はすぐに外せますか?
私は外せません
理由は言わせないで下さい。さっしてください。
患部が左手首ということで、技術者と要相談になりました
幸い素材が「プラチナ」ということで、問題ないだろうという判断になりました
が、 同意書 を書きました
(「発熱するかもしれないって、病院は説明したよ
なんかあってもこっちは説明したんだからね」っていう内容)
それで、いよいよ検査になるんですが、
最初にヘッドフォンとナースコールを渡されました
ヘッドフォンは、検査中に大きな音がするので技術者の方の指示を聞く為
(検査中は音楽が流れます)
ナースコールは、異常事態が起こった時に知らせる為に使います
ベッドに横たわって、体をベルトに縛られて、
その上患部付近が検査中に動かないようにこれまた縛られます
ヘッドフォンとナースコールの動作確認をしたら、検査開始です
狭いトンネルの中にベッドが自動で入って行きます
「これ、お相撲さんなら入れないよね」なんて思っているうちに、
機械が高速回転し始め、すごい音がします
うとうとし始めとところで検査終了だったので、
時間にして20分ぐらい
会計して、この日は終わり
ちなみに金額は、 8,590円 でした
1週間して整形外科より、
MRI検査の結果がきたから来なさいって電話もらって、
検査結果発表
「TFCCの連続性が不明瞭の部分があり、液滞留がわずかに見られる
TFCCは軽度信号上昇を伴い、損傷が疑われる」
TFCC損傷でほぼ間違いないってことで、
手術できる高度救急救命のある総合病院に転院決定
総合病院は完全予約制なので、
1週間後しか予約がとれない
その間に必要な書類そろえておくってことで、
この日は終了
「とうとう手術するんだ」って暗い気持ちで家に戻りました。(大げさ)
TFCC損傷の次のはなしは、「FCC損傷・総合病院へ転院」まで