原作を読んでから待つこと約3年
原作の帯に「ブラッド・ピッドが映像権獲得」と書かれ、
公開をいまかいまかと待っていた映画「World War Z」が8月10日に公開されます
と、いうことで今回は、祝もうすぐ公開記念
World War Zについて最初に知るべき5つのリスト
1.「ワールド・ウォー Z」の基本知識
2006年発売のマックス・ブルックス原作のゾンビ小説
(日本での発売は、2010年)
発売と同時にアメリカのニューヨーク・タイムズの
ベストセラーリストに
4週にわたってランクインした大ヒット作
映画化権は争奪戦になったが、ブラッド・ピッドが獲得
(なので、映画の製作にブラッド・ピッドの名前がクレジットされています)
2.小説版あらすじ
世界Z大戦に勝利して10年
中国の奥地から発生した謎の疫病
それが人類滅亡の危機にさらされた世界Z大戦のはじまりだった
この疫病で死亡したはずの人がなぜか蘇り、人々を襲いだす
この疫病は瞬く間に世界に広がり、文明を崩壊していった
発生から終結までを当時の関係者の証言をインタビュー形式で構成された記録
当時の関係者の証言ということで、
世界各地のはなしがでてきます
日本のエピソードもあり
(日本の書かれ方は、個人的にはちょっと不満)
ロメロ系のゾンビで走りません
3.映画版あらすじ
「元国連捜査官のジェリー(ブラッド・ピット)と家族の乗った車が、渋滞にはまっていた。
すると、前方で爆発音が聞こえ、
トレーラーが無数の車をはじき飛ばしてクラッシュし、
パニック状態の群衆が通りになだれ込んでくる。そのただならぬ状態から家族を守ろうと、妻子を連れて逃げるジェリー。
やがて、彼は人間を凶暴化させる未知のウイルスが
猛スピードかつ世界的規模で感染拡大しているのを知る。そんな中、元国連職員の技能と知識を買われたジェリーは、
各国を回ってウイルスの感染原因を突き止めるよう依頼される。」
(シネマトゥディ「ワールド・ウォーZ」より)
4.小説版と映画版の違い
小説版は、当時の関係者の証言ということで、
全編に統一した主人公がいない
小説版は、武力制圧にてワールド・ウォー Zを終結
(ただ、終結といっても完全制圧ではない)
ブラッド・ピッド演じるジュリーは映画版のみのキャラクター
小説版では、
感染源とされる村の話から始まっており、
政府による隠ぺい工作がされている
その結果アウトブレイクが発生し、疫病が世界各地へと広がる原因になっている
なので、感染原因を依頼されて調査するということはない
小説版では、どのように疫病が世界各地に広まっていたかも書かれているが、
結構えぐいエピソード(臓器移植など)になっているので、
この部分はカットされているかも
映画を見終わったら、ぜひ原作読んで欲しい
5.「ワールド・ウォー Z」予習映画
映画のストーリーには関係ありませんが、
ゾンビの知識を知っていた方がより映画が楽しめると思います
今知られているゾンビの基礎となった映画
ゾンビ映画は、この作品でヒットコンテンツになりました
ロメロのゾンビ(ドーン・オブ・ザ・リビング・デッド)のリメイク版
走るゾンビブームの火付け役になった映画
正統派のロメロのゾンビとの比較にどうぞ
ゾンビコメディですが、ロメロゾンビでよくできています
主役のサイモン・ペッグは、「ミッション・イン・ポッシブル」などに出演し、
「タンタンの冒険」の映画版の主役の男の子のモデルになっった人物です
公開された映画の感想は、「ワールド・ウォー Z」を見てきたZ【ネタばれあり】まで
その他の映画の情報は、映画情報まで
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