10月15日のノンストップでアフタヌーンティーのマナーを紹介していました
あこがれのアフタヌーンティー、
知っているようで知らないマナーがたくさんありました
ということで、今回も自分用のメモを兼ねた
今さら聞けないアフタヌーンティーのマナーをまとめてみた
アフタヌーンティーとは
イギリスで、午後4時から5時くらいに紅茶と菓子・軽食を楽しむ優雅なお茶会
19世紀半ばに貴族婦人の間で社交を目的として始まった生活習慣とされる
皿を3段置ける専用のスタンドを用い、
ケーキ・クッキー・サンドイッチ・スコーンなどが並ぶ
特に、ジャムやクロテッドクリームを添えたスコーンは欠かせないものとされるコトバンクより
席への座り方
お招きされた人に「どうぞ」と言われたら、
そのまま素直にその席に座ります
自分には上席だと思って気を使って席を譲ったりしてしまいますが、
これはNG
アフタヌーンティーの招き手は、どの席に誰が座るかをあらかじめ決めています
なので勧められた席を断るのは、大変失礼なことになります
紅茶の注ぎ方
イギリスでは、ふたを押さえず片手だけでお茶を注ぎます
ポットは基本的に右手だけで操作します
ふたを押さえてお茶を注ぐのは日本茶のお作法ですが、
これはNG
普通の昔ながらの茶こしは、手で持って操作します
左手で茶こしをもって右手で紅茶を注ぎます
ちなみにイギリス製のポットのふたにはストッパーが付いているので、
ふたに手を添えなくてもふたが落ちてくることはありません
ティースプーンの位置
紅茶にミルクを入れたり、
砂糖を入れた後に混ぜるために使ったのスプーンの位置は、
カップの奥におきます
手前に置くとカップを盛った際に落としてしまうことがあります
スプーンを使わなくても、カップの奥におきます
紅茶の飲み方
ホテルなどでよくある自分とカップ＆ソーサーが30～40cm離れている
ローテーブル・ローチェアの場合、
ソーサーごと持ち上げて紅茶を飲みます
カップだけ持ち上がるとやや横着な印象になります
ハイテーブルの場合は、カップだけ持ち上げます
左手はテーブルの上におきます
ちなみに
カップを持った小指は立てずに、
ハンドルに人差し指を入れて親指と中指で支えます
紅茶が熱いからといって、冷ますために息を吹きかけるのはNG
会話に夢中になっているとやってしまいがちですが、
カップに口をつけたまま目線を人と合わせるのもNG
会話していても紅茶を飲む時は、目をカップより下に向けます
もちろん音をたてて飲むのもNGです
三段スタンドの料理の食べ順
一般的な三段スタンドは、
下段にサンドイッチ、中断にケーキ、上段にスコーンが置かれます
アフタヌーンティーは、もともと一皿ずつ運ばれていました
サンドイッチ→スコーン→ケーキと運ばれるコース仕立てになっていました
なので、三段スタンドで運ばれてきても、この順番を守ります
それとみんなでアフタヌーンティーを楽しんでいる場合、
全員が食べ終わるまで次のお皿に手をつけるのもNG
自分勝手に進めてしまうと、
みんながオードブルを食べているときに
「私だけメインください」と言っているのと同じになってしまいます
サンドイッチの食べ方
サンドイッチも一度お皿に置いてから食べます
ついついやってしまいがちですが、
スタンドからサンドイッチをとって直接食べてしまうのはNG
いったん自分のお皿に置き、
しばらく会話や紅茶を楽しんでから食べます
ちなみに面倒くさいからといって、一度に何個もお皿にとるのもNGです
スコーンの食べ方
手でスコーンをお皿にとり、手かナイフで横に割ります
次にクリーム、ジャムは備え付けのスプーンで自分のお皿にとります
クリーム、ジャムは一口分ずつ塗ります
スコーンを一口分にわることなく、直接食べます
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