現在友人のカメラマン知新 温(あらた おん)さんの個展が開催されています
今回の撮影素材が江戸切子ということで、
無謀にも江戸切子親善大使である
坂崎幸之助さんのラジオ『K's TRANSMISSION(ケーズトランスミッション)』に宣伝メールを送ったら、
読んでいただきました(2013年6月8日坂崎商店のコーナー)
と、いうことで今回は
知新 温(あらた おん)写真展
「Diffused Reflection-光華鏡~江戸切子と光の饗宴~」
東京ガスミュージアム
会場は、東京都小平市にある東京ガスミュージアム
電車・バスを使っていくことができますが、車で行った方が楽です
駐車場の利用は無料です
開館時間は、10時~17時
休館日は、月曜日です
*詳しくは、東京ガスミュージアムHP・交通案内まで
初めてガスミュージアムに行きましたが、レンガ作りの素敵な建物があります
写真は、くらし館
ガスの歴史や広告ポスターの展示などがあります
今ではめずらしくなったガス灯もあります
このような案内があるので、セミナールームに行くのも迷うことがありません
知新 温(あらた おん)さん
僭越ながら、知新 温(あらた おん)さんの紹介
普段は食空間カメラマンとして活躍されています
知温さんの食の写真は、夜、絶対見ちゃダメ
スイーツの写真を見た時は、すぐにでもスイーツが食べたくなります
私の言葉より、実際の写真を見ていただいた方が早い
「☆ 知新 温 (Arata On) ☆ のお菓子だぁ~い好き!」
知新さんのブログです
江戸切子の写真やスイーツの写真も掲載されています
「Diffused Reflection-光華鏡~江戸切子と光の饗宴~」
今回の撮影は、銀塩大判カメラをしているので、合成ではなく多重露出
あらかじめ構図・露出などをしっかり計算しておかないと上手くいかない方法
なぜわざわざこの事を書くかというと、写真の背景がすごい
ひとつだけネタばれすると、ピンクの江戸切子のグラスの写真があるのですが、
背景は切子の模様が使用されています
切子の模様が、万華鏡のようになっていて、すごくきれいです
(そのすごさは会場で実際に見てください)
見所は、ガラスを通した光
切子は、ガラスにカットして模様を入れるので、角度によって表情が違います
繊細なカットに光があたると、プリズムが発生します
このプリズムって目ではよく見れますが、撮影して写真に残そうとすると大変です
知新さんも撮影するのに、照明の調整や露出などに大変苦労したそうです
なので、今回の個展タイトルは「光華鏡」「光の饗宴」になったそうです
このプリズムが写真に効果的に使われていて、すごい素敵です
今回撮影協力に、篠崎硝子工芸所、根本硝子工芸があります
切子にあまり詳しくないので、今までこの二つの工芸所の違いがよくわかりませんでした
でも、知新さんの写真展に行って、違いがよくわかりました
片やクリスタルを使い力強いカット、片や自然をモチーフとした柔らかい線のカット
普段見比べることがよくできない江戸切子ですが、
カットの特徴がよくわかる写真になっています
もっと写真の素晴らしさを伝えられるといいのですが、
こんな表現しかできない、自分の表現能力のなさに腹が立ちます
と、いうことで詳しくは実際の写真を目で見て確認してください
土、日は知新さんが在廊されていて、直接写真と江戸切子の解説が聞けます
6月16日は、大判カメラのワークショップも開催され、構造や操作方法を教えてもらえます
めったにないチャンスです
詳しくは、東京ガスミュージアムHP内トピックス「「知新 温写真展」(6/1~29)開催」まで
このページの最初に載せた写真のPDF版(高画質版)も掲載されてます